鳥津会@門福
世代の違う異業種がいろんなご縁で集まった鳥津会。
都合の会う日がなかなか見つからないのと、事務局長の多忙により、久しぶりの開催になります。
本日の会場は、
道後の食楽命泉 門福(もんぷく)で、コース。
野菜と海藻のサラダを摘まみながら、時間通りに全員集合。一人一人がとても個性的で、元気があるので、男性だけですが、ぱーと華やかな感じになり開宴・乾杯です。
香辛料の効いたソースで白身魚をいただきます。
会のメンバーの半分はマラソン大好きで、RUN SICKというブランドまで立ち上げているスポーツ体形。先日の愛媛マラソンで、4時間がどうのこうののという話で盛り上がります。
物心ついた時からぽっちゃり体形で、マラソンの時間が一番嫌いだった私ですが、これだけ楽しそうにもりあがるのなら、人生に一度くらいマラソンというものを完走してみたいなんてよぎるほどの熱意です。
カリカリに焼かれたチキンに、濃厚なソースをかけていただきます。
マラソン組は基本あまり食べないので、こういう時の遠慮の塊は遠慮なく頂戴しております。
でました、四川風煮込み。
しゃきしゃきの野菜とホロホロの肉が、唐辛子と山椒のダブル辣!の力でパワーアップしております。RUN SICKメンバーは、ランニングのあとにこちらでランチをいただくことが多く、オーナーさんとはお知り合い。その関係か、今日のコースは四川のなかでもバリエーションにとんだラインナップです。
イェイ!エビチリ、到着。
エビの表現に「ぷりっぷり」を使うのは普通なので、それをNGワードとしてレポーターが急にたたかれるテレビ番組を見たことがあります。わたしなら、どのような表現をするのかなと想像しますが、ぷりっぷりを超えるものがまだ見つかっていません。
歯ごたえに富んだきちっと下ごしらえのしてあるエビの弾力と、卵によってマイルドさと深みを増した四川の辛味を楽しむのです。
定番の麻婆豆腐は、ここの四番バッターだけあって、煮崩れかかった豆腐と、味の濃いい挽肉を、絶妙の唐辛子辛さと、山椒辛さのバランスで仕上げています。学生の時のバックパッカーで、四川省成都の麻婆豆腐発祥の地で食べた陳麻婆豆腐は、一口で頭から汗が出るような唐辛子と山椒の辛さでしたが、このくらいの強さの方が、しっくりきます。
次に炭水化物がでますが、ご飯どうされますか?と尋ねられ、RUNチームの方々の躊躇する姿をよそ眼に、はい、いただきます!と高らかに宣言。明日の朝目が覚めるという絶対の保証がないので、食べたいものを我慢することはしないポリシーなのです。
そして、
腐乳をつかったキャベツ炒めの揚げ焼きそばが登場。
腐乳とは、豆腐を麹につけ海水中で発酵させた中国の調味料。火がしっかり通っていたせいか、予想していたような発酵臭は感じられず、塩気がキャベツの自然な甘みを引き出し、初体験の美味しいびっくりで、紹興酒もくいっと進みます。
カメラ屋のMちゃんが新しい小さいカメラで撮っているのできいてみると、ミラーレスとのこと。私はAPSの一眼を一台しか持っておらず、いつかはフルサイズとあこがれているのですが、「これからのカメラはミラーレスが主流になる」との衝撃的なコメント。それで奥行きのあるビビッドな写真がとれるなら、CP値も考えていい時代が来そうですね。
さて、
最後は上品はゴマ団子。中には火傷注意の熱々餡が入っており、これをいただくとすべてが落ち着いてしまいます。
楽しいメンバーと、刺激的で新体験の食事。
人生の意義のひとつであることに、間違いはないのです。
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