L'API
今夜のNくんの会は、
ロープウエー街のL’API
以前ランチで伺ったことはあるのですが、その時の印象がとてもよく、ディナーもすごいとの評判を聞いていたので、テンションが上がりすぎ一番のりです。
フラッシュの露出や、被写体深度を確認しながら、ブログの許可をお願いしてほかの人を待ちます。
カチカチのグリッシーニの香りは、バゲットの皮の部分の香りを濃縮した心地よさ。メニューにも載っていない一品のクオリティーとどこでも見たことない感に期待がたかまります。
ピュアホワイトのパンナコッタ
甘いコーンのエキスがプルプルに固められており、舌の上でふんわりと溶けていきます。一同、声をそろえて、これはすごいね~
愛南カツオの軽いくんせい スイカ
カツオの塩タタキの上に乗っているのは、驚きのスイカ。
右下のピーツの酸味のアクセントが絶妙のバランスです。
今日は、(後輩でよかった)グルメ巨人Sにワインのチョイスをお任せ
熟成度を高く感じられる白で勝負開始。
小田アユのパテとズッキーニ
鮎のパテなんて初体験で、苦味と濃厚さの不思議な世界。
魚の中で最も好きなうちの一つである小鮎と交互に大切に咀嚼し、マスターの料理マジックの世界に引き込まれていきます。
イサキ 魚介と黒キャベツのソース
ベースには県内で有名な段々畑のジャガイモを使っており、強い甘み。
素材への細やかなこだわりが、来てよかった感を高めてくれます。
千葉ハマグリ 絹皮ナスの冷たいパスタ
想像をはるかに超える分厚く大きいハマグリに、レアーに火入れしてあり、口に含むとコハク酸ジュースがドカンと広がり、唾液腺全腺崩壊警報が発令されます。シンプルな茄子の野性味と合わさり太めの麺に絡んで、うひひひなのです。
ワタリガニとフレッシュトマトのストロッツァプレティ
うどんのようなもっちりとしたパスタに、蟹の味噌と身のエキスが絡みまくりの、吸い込まれまくり。食べていて目の前から減っていくのが切ないほどの、うまみ塊イタリアンです。
後輩Sのワインの選択も佳境にはいり、やっと赤へ
長野鹿ロース
脂身の少ない、野生味をほのかに感じる鹿肉を咀嚼しながら、トリュフの官能的芳香に惑わされます。
デザートは、
クリームチーズ バームクーヘン ミルクジェラート
最後まで一品一品を丁寧にきれいに供していただきます。
人生で食べたフルコースの中でも、三本の指に入る感激。
中人数で予約して行かれることを、強めにお勧めするのです
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子供の頃は魚嫌いでした、でも清流の近くだったおかげで鮎は好き、そんな鮎がさる居酒屋で三枚に降ろされ、何だか忘れましたが複雑に料理されて出てきました。
やはり塩焼きがいいと思いました。
こちらの小鮎はぴったりの料理になっていた様で良かったですね。
投稿: moscat | 2016年8月 2日 (火) 12時54分
山陰で食べた鮎のせごしは衝撃的でした。生きている鮎をぶつ切りにして、塩をまぶして食べるだけ。骨ごとコリコリといくのですが、何とも言えない風味でした
投稿: moscatさんへ | 2016年8月 2日 (火) 16時49分