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2012年2月 7日 (火)

いなか家 ★★☆

古民家を移築した建物で、のんびりと時間を過ごせる蕎麦屋さん wink

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「いなか家」は、伊予川内線を伊予から川内方面に向かっていると、右側に現れます。

週末金土日だけの営業だと聞いていたのですが、いつの間にか月曜定休に変更されているようで、麺道楽さんの写真と比べても、看板の金土日の文字が消えています。

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店の前には数台分の駐車スペースがあり、道路からさくっと駐車。

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立派な梁の造りは、田舎の空間を切り取ってきたよう happy01

テーブル席が三つ、畳の上にはテーブル三つに囲炉裏が一つ。

この日がたまたまそうだったのか、いつもそうなのか解りませんが、お店の方はおばさんがお一人で、厨房の奥で黙々と作っておられます。

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テーブルの上に、この注文票にセルフで記入し、厨房を覗きこんで声をかけます

おばさんは忙しそうですが、丁寧に「時間がかかりますけど良いですか?」

待つのがあまり得意でない私が反射的に断ろうとすると、気の長い奥さんが「大丈夫です」と、返事。

広くて天井の高い店内は、この時期ちょっと寒いので、上着のまま、セルフのお茶を飲んで体を温めながら待つことにします。

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大きな火鉢に近づくとじんわりと温かくなり、ぼんやりと燃え方を眺めていると時間軸がゆっくりになってきます。

さて、

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「煮込みそば ご飯付(750円)

鉄鍋の蓋を取ると、たっぷりと蕎麦がゆだっており、湯気が立ち上ります spa

火傷しないように出汁をすすると、椎茸、牛蒡の旨味に程よい甘みが加わっていて、心底温ほんわか。

脳の奥の引き出しに長年しまわれていた味蕾の記憶が、ゆっくりと開いて、なぜかふんわりと落ち着くのです。

麺は灰色がかった中太ねじれ麺。

煮込まれていても形の崩れないしっかりした歯ごたえですが、キレもよし。

15年近く過ごした山陰の蕎麦にとても似ていて、こちらも思い出味蕾が開きます。

+100円でついてくる「ご飯」は、炊き込みで、少し柔らかめの米と優しい味付け

小皿の手作りこんにゃくは初体験の食感で、それ自体に味がある事を知ります。

市販されているもののような弾力があまりなく、自然に柔らかく融解

小芋に載っているゆず味噌や、漬けものも刺激が少ない良いお味 diamond diamond diamond

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「ざるそば(600円)

醤油と甘みがきっちり効いた出汁に、

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存在感たっぷりの麺をつけて、もそもそと口に運びます。

懐かしい歯ごたえと食べごたえ。

田舎の家に招かれたような満足感です smile note

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看板に土日限定と書いてある「よもぎまんじゅう(70円)は、半分に割っただけでもヨモギの香りがふわ~。甘すぎない餡子と、蒸しパンのようなもちっとした食感が、締めにぴったりです。

注文票をおばさんに渡してから一品目が来るまで30分。そのあとも小さいお子さん連れの分をせっせと作っておられます。彼らの注文が来た時をねらってお会計をお願いします。

「えっと、いくらになるかいね?」と、おばさん。

私達の前の5人連れにも「ちょっと、勘定してくださいや」と依頼して、お客さんの方も「じゃあ、ここに置いておくけんね」と帰った姿を見ていたのですが、我々二人でも同じように自己申告制のようです。

味、ボリューム、雰囲気、CP ★★★

すきっ腹で待つことを入店時に確認され同意してるのですが、それでも待てない人にはお勧めしないので、★二つにしてあります。この日は、客三組でこのペース。満席に近い時は小一時間待たされてもおかしくないでしょう。

そのことさえ了解していただけるなら、とってもお勧めのお店なのです。

ちなみに私と奥さんは、大満足で店を出るのです smile smile smile

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うどん・そば」カテゴリの記事

コメント

おばあちゃん子だった僕は、
なぜか、この記事を見て、
泣きそうになりました。

たぶん亡くなったばあちゃんを思い出したのでしょう。
よく、よもぎまんじゅうを作ってくれたので・・・

こっ、ここはっ! 
なんてデートにピッタリそうな!゜.+:。(*´v`*)゜.+:。
待ちましょう待ちましょう。
時間が止まった店内でいただく料理は
美味いモノしかありません((w´ω`w))

よく通りかかって「よもぎまんじゅう屋さん?」と思っていました。
徳島の祖谷や、高知の引地あたりもよく似た感じです。
そばもまんじゅうも、山間部は似てるのかなぁ。

実は私このすぐ近くに住んでおります。
手前に伊予鉄バス政友口バス停がありますがその近くです。

なっなんと全く存知あげませんでした!!
まさに灯台下暗しとはこのことですね。

早速、散歩がてらに行ってみます。

良い情報をいつもありがとうございます。(._.)アリガト

うちの会社のすぐご近所のお店です。
以前はブログに書かれていたように金土日のお昼間のみの営業だったのですが、その看板ははずされています。

本当にタイムスリップしたような感じのお店で、食べ終わってからお客さんのいない店内でお茶とお菓子を戴きお店の方と話してたらあっという間に1時間ちかく経ってしまい慌てて仕事にむかったことがあります。

そこから500mほど東にあるお昼はいつも車で満車のcafe nannanとか、そこから2キロほど東を走ったところの道沿いに小さな看板で「予約制食事処 彩」と書かれたお店もあるのですがどちらも一人の昼食には行きにくい感じがして・・・。

思い出の引き出しって、どんなタイミングで開くかわかりませんね。
甘南備さんの優しさは、おばあちゃん子ってことで納得しました happy01
思い出の中にある情景とは違うかもしれませんが、のんびりくつろげることは間違いないとおもいます。是非、こちらのよもぎまんじゅうもお試しください good

確かに、週末のランチデートにもよさそうですね。
新しい店を探してふらふらして、不意に入ったお店ですが、記憶に残る時間を過ごすことが出来ました happy01
ごゆっくりお出かけください rvcar

逆に、「よく通るよもぎまんじゅうやさん」って気になります happy01
私の記憶の中にあるよもぎまんじゅうは、お餅の中によもぎを練り込んだもの。こちらのは、むしぱんのような生地だったので、流石蒸しパン文化の松山だな~と、勝手に納得していました catface flair
香りがよかったので、食べてみてくださいね smile

こちらこそ、いつもコメでいろんなことを教えていただき、ありがとうございます happy01
この店が近くにあるのは、羨ましいです。
最近、伊予川内線探索をしているので、この先のラーメン屋さんとかも気になっております。これからも、下暗しの足元をごそごそさせていただくかもしれません wink

おお、流石、松山をくまなく回っているcassandreさんの情報 happy01
これからの、伊予川内線探訪に貴重な応援情報、ありがとうございます。
「予約制食事処 彩」と書かれた看板、おぼろげな記憶があります。川内側から走っていると、年に一度たくさん鯉のぼりが見えるどて近くの、左に入る細い道への分岐点のところでしたっけ?
この辺の探検は、簡単にくじけてうどんの瓢月、味十味、pizza marubunあたりに吸い込まれてしまいがちですが、次回から諦めず追及してみます sweat01

この伊予川内線を西に向かうと、県立医療短大のあたり右の白いビル1FにBouno!というイタリアンレストランがあります。

とってもキュートな奥様とダンディーなご主人のお2人で切り盛りするかわいいレストランです。

結構、リーズナブルなお値段で魚、肉のプチコースが美味しく楽しめます。

時々嫁と2人で行っています。

お暇な時にでものぞいてみてください。

P.S 横に数種のハーブを植えていて、それを料理に使いますのでとっても香りが良いです!!

いつも、情報有り難うございます happy01
実は、Bouno! 既食です。2009年になりますが、下記記事をご参照ください。
(http://matsuyamamisyuran.cocolog-nifty.com/ikechan/2009/11/buono-7850.html)
横の畑の大きさと、植えてあるハーブの種類の多さに驚いた記憶があります。
この店の前にフォーが食べられる店があったり、もう少し川内方面に行くと、ラーメン屋やうどん屋さんがあった気がします。それらは未食なので、また出かけてみます rvcar

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