Ristorante Quattro Stagioni ★★★
長閑な田園の中に、駐車場が満杯の黒い大きな箱が見えてきます。
「Ristorante Quattro Stagioni」は、西条にある話題のイタリアン。
子供達が、親とで歩く事を嫌がる年齢になり、奥さんと出かける機会が多くなります。ドライブがてら、ナビを見ながらお出かけ
店内は、大きなワンフロアーのスペースで、太陽が燦々と降り注いでいます ランチタイムだった事もあり家族連れが多く、予約をしていなかった人達が椅子に座って順番待ちをしています。
「天使の海老の薪窯ローストと新鮮サラダ(1,200円)」
海老みその中央が丁度温かくなる程度の絶妙レアーな火通りで、そのコクのある甘みが引き立ちます。身の表面には、透明な海老エキスがジンワリと染み出しており、レタスや紫キャベツなどと上等なオリーブオイルが結び付けています。
前菜から皿まで舐めたい
「荒挽きソーセージとブロッコリーのビアンコ 温玉添え(1,200円)」
生地の周囲の厚めの部分は、炭焼きの焦げ目が程良く、中身がしっかり詰まったモチモチパンのよう。
壊したくないけど、いつかは割らないといけない温玉にフォークを入れると、ソーセージの上にトロンと広がって行きます。チーズの量が少なめで、ブロッコリーなどの素材と生地の旨みをシンプルに生かした、秀逸なできあがり
ピザに対するイメージの幅を広げてくれます。
「本日のぺペロンチーノ アサリと小松菜・スパゲッティ(1,200円)」
しんなりとする寸前の張りを持った麺を、アサリエキスとニンニクの香りを吸収したスープに絡めながら、つるつると頂きます。アサリ塩分込みで、絶妙の塩加減。辛さも控えめで、心地よい仕上がりです。
噂どおり、この店スゴイです
「タラバ蟹のクリームソース(1,800円)」
通常は麺に蟹肉がまぶされているのが見慣れた光景。しかし、このお皿の中では蟹とクリームの中になるパスタが隠れている比率。手打ち平麺のパスタは、「これから一生このパスタだけでいいかも」と思わせるくらいのプリプリと生きの良い状態。
蟹の身は線維の一本一本の存在が舌で感じられるしっかり感。ねっとりとクリームソースを麺で絡めとり、口に運び、ゆっくりと咀嚼すると主役の蟹がドーンと登場。秋のキノコの香りが負けないアクセントになっています
エスプレッソをストレートで頂いても、興奮と味がいつまでも残っています。
いや~、この店のパスタは夢に出ますね
肉や魚のメインも気になるし、イタリアンワインでコースも頂きたいし。
幸せで、最高です。
さて、
ドライブの続きでしまなみ海道入口の今治北インター近く糸山公園へ。
こちらも話題の「海の見えるカフェ」
まさに海としまなみ海道が見える絶景の場所。民家の一部を改造されたようですが、本当に目の前まで海が迫っています
夏に泊まった馬島の民宿「みはらし」が対岸に見えますね
あまり食べ物系のメニューは無いので、喫茶目的に最適
他のお客さんが店内の席に座っているので不思議なのですが、この時は10月なのに蚊が多く、納得。そこまで自然に同化しています。ゆっくりとしたいならやはり外の席でしょう。こんなロケーションを持った喫茶店は初体験。
子供達がついて来なくなったのは何となく寂しいですが、久しぶりに二人も悪くないものです
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