しらいし★★☆
GWですね
”なかなか遠くまではちょっと”と思われる方に、お勧めの大洲城です。
少し前にyumeさんが紹介されていた”手延べうどん・しらいし”
ここの前のそろばん教室に通っていた事があるはずなのですが記憶が曖昧?
昔の記憶が異常に残っている弟と訪問です。
大洲市民会館前の通りをまっすぐ八幡浜方面に向かいます。
暖簾をくぐってもまだ記憶が蘇らないと困っていると、
弟が”兄ちゃん、当り前よ。前はこの店の前の角にあったんよ”と教えてくれます。
彼はこの記憶力で今でも私を追い詰めます。
弟;”『桃の皮』事件覚えとる?”
私;”な、、なんとなく (-_-;)”
弟;”兄ちゃんが洗濯機に剥いた桃の皮ごとバスタオルを放り込んで、
僕がお母さんにめちゃくちゃ怒られた時に知らん振りしたろ~”
私;”。。。。。。すまんかったね~”
まずは拳大の稲荷が登場します。
様々な具と、大振りの形。一口頂くと、甘さと少し鼻に上ってくる酢の香りが立ち込めます。
思い出しました。30年以上前に、確かに食べたことがある味です。
うどんは手延べの為、麺の太さが不ぞろいです。その麺の表面は驚くほど滑らかで、無抵抗にするすると口の中に吸い込まれてきます。ここまでの円やかさは手延べならではと感動します。
いわゆる”腰抜け”ですが、柔らかく崩壊していきます。意外に汁の甘味はきつくなく、薄めの味付けです。
ああ、熱出して寝込んだ時に食べたことがある味。
または、子供の頃のうどんと言えばこの味です。
”中華そば(500円)”です。
あっさりしたスープで、バラ肉の旨みが表面に膜状に広がっています。丁度解れてくる程度の固さのいわゆる中華麺が、スープに同化しています。
ああ、昔はラーメンっていえばこの味だったな~ (^。^)
地元では長年の人気店で、合い席も自然体です。
新しくなった大洲城まで歩いて10分程度。
よくぞこの時代に、これだけの立派な木材を惜しげもなくふんだんに使っているなと感心します。
天守閣からの眺めも風情があります (^.^)
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