ランプ亭★★☆

”高坂”の時に恋々さんに教えていただいた”ランプ亭”に向かいます。

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確かに分かりにくい場所で、native matsuyamanさんに教えていただかないと一生来れなかったかも知れません。

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こりゃまた”悩殺的官能メニュー”の数々が並んでいますね。

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お勧めの”ビーフシチュー”

大き目野菜とトロトロお肉がゴロゴロと入っています。

コクのあるしっかりとした味付けで、残ったソースには勿論ライスを入れて完食です!(^^)!

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まん丸”ハンバーグ”

今にも弾けそうに、パッツンパッツン。

透明なアツアツエキスを中に閉じ込めた爆弾を、エキスが流れ出さないうちに口に運んでもんどりうって頂きます。

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サクサク・トローリの”コロッケ”

蟹味のホワイトソースが絶妙。このサックリ衣の仕上がり具合で、コックさんのこだわりが伝わってきます。

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魚介類の入った”ランプ亭スバゲッティー”

これもまた、懐かしの味。少しピリ辛とほのかな甘みがオーソドックスな麺にぴったりです。定番ですけど外せないですよね!(^^)!

店内は家族連れや友達連れの常連さん風な方々で少しずつ席が埋まります。

子供の頃は洋食屋さんに家族で行く時は、何気にかしこまって、”ちょっと贅沢をしに来たんよ”って感じがありましたよね。ここはその雰囲気がそのまま残っています。

松山グルメの歴史の深さを垣間見るのです。

恋々さん、またいろんなお店教えてくださいねhappy02 

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京都dinning杉★★☆

”旨い店にはDOUHANが居る”

男と生まれたからには一度は憧れるDOUHANですが、滅多におねーちゃん店に行かない私は未体験です(奥さんが当ブログを定期的に見ているから隠している訳ではありませんよ)。

DOUHANが気になって仕方なく、気が付けばDOUHAN Watcherに。本日はその研究成果であるDOUHANの法則をお披露目しましょう(以下Dの法則と略す)。

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八坂を三番町から北上したすぐを東に曲がった辺りに”京都dinning杉”があります。

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Dの法則1;DOUHANは和食のカウンターに座る。

店に入って右はカウンター、左に仕切られた部屋が二つほどあります。

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Dの法則2;DOUHAN男は髪を七三かオールバックにセットし、スーツネクタイ姿である。

突き出しの”卵豆腐”の柔らかさと出汁の具合で、ぐっと期待感が高まります。流石、京料理だけあり出汁の具合が絶妙です。

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Dの法則3;DOUHAN男は店の大将とやたら親しく話す。

”子鮎の南蛮漬け”です。

今年の鮎は型も小さく、なかなか捕れないようです(地元の鮎捕り名人談)。その貴重な鮎を丸ごとやわらかく仕上げてあります。頭から腹までそのままかぶりついて、苦みと鮎独特の香りで初夏の到来を全身で体感します。

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Dの法則4;DOUHAN女は高い食い物が好きである。

”アワビの炊いたもの”です。DOUHANに気持ちだけでも負けないように、清水から飛び降ります。”こんなの見たことないっす”と目を白黒させる新人に”まあ、私達はいつも食べてるから”と涙を飲んで勧めます。

肝の苦味が程良く目立たなく、身は歯の力に無抵抗に砕けています。アワビの中から染み出す旨味が、喉の奥で眠っていた”弥生人味蕾”に久々の春を告げます。

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Dの法則5;DOUHAN女は洋服でも日本髪である。

”鱧の白焼き”です。

茹でて梅たれを付けるのは時々見かけますが、これは初めてです。

茹でた物より高い弾力性を楽しんでいると、鱧自身の野性的風味が塩によって際立って広がって行きます。そこに皮を焼いた香ばしさが加わって新鮮な体験です。

はんなりと酔って出来上がった頃には、カウンターのDOUHANは次の目的地に向けてお会計です。

Dの法則6;DOUHAN男は長財布で、ピン札で支払いをする。

”DOUHAN先の店で払う予算でまだまだ旨いものが食べられるのに”と頭をよぎるのは、負け惜しみではありませんよ catface

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闘牛の”辛麺”★★★

闘牛は昔、なぞの町にありました。

私に”闘牛の黄金比”を伝授してくれた花園理容店のお兄さんは”あそこのスープには麻薬がはいっとる”と呟いていました。

闘牛は今、久万の台にあります。

移転しても、その自家製卵縮れ麺とそれに絡みつく魔法のスープに変わりありません。

気がつけば、新旧の常連さんでお店はいっぱいです。

店に入って”つけ麺大盛り”と告げながら席に着くのが常連の模範例。

職人のおじさん一家(奥さん、息子さん)のキャラも変わりません。

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新メニュー”辛麺”です。

普通のラーメン(450円)に+50円の値段。

前出のおにーちゃんが通い詰める事で会得した“黄金比”でも証明されるように、ここのスープは辛みを帯びる事により味が締まり、スーパー闘牛化するのです。

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あの”自家製卵縮れ麺”はすこ~しだけ細くなった気がします。

”ラーメン”に50円分ラー油を加えただけであろうとたかをくくって望んだ所、見事な返り討ちに逢います。

ズズズとすすりあげる麺の心地よさ。舌根から脳幹に直撃noodle

久しぶりに食べるから、なのか?いや、違います!

。。。かつてより旨い。。。。

happy02持参のタオルが額を拭っても、レンゲを持つ手が止まりません。

 焼き飯を含んで、スープを流し込みます。

happy02満足量入っている麺を食べつくしたのに、レンゲが止まりません。

 店先には虜になった同士が並んでいます。

happy02お会計を済ませ、中腰になりながらレンゲが止まりません。

 先人はこの瞬間を”恍惚lovely”と呼んだのでしょうか?。

蛇足;あなたがもしこの記事で初めて”闘牛”と出会ったのであれば、”鳥そば”“野菜ラーメン(味噌)”も食さなければならないでしょう。

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とりや久兵衛★★☆

以前、カキコで教えていただいた市駅前の”とりや久兵衛”に行きます。

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いつの間にこんなお店が出来たのでしょうか?

週末である事も手伝ってお店の前まで人が並んでいます。

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お店の方の前掛けを見ると、松山で有名なチェーン店の系列のようですが、対面式の個人店の様な本格炭火焼です。

奥の部屋が片付くのを暫し待ちながら、店内に充満するスモーキーな薫りに胃袋がぐるぐると戦闘態勢に突入しています。

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”由良地鶏”がここの売り。由良地鶏は品種改良の末に出来上がった地産の食肉種で、粘りとこくが特徴です。

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”由良地鶏もも”が登場です。

適度な塩加減で、しっかり焼きこんであります。表面のカリカリ感を楽しんだ後は、粘りのある弾力を噛み進めます。凝縮された旨み成分が溢れてきて、看板の一品に納得ですhappy01

数年前までは、大振りで中がメディアムレアーの仕上がりの焼肉が好きでしたが、最近は炭心に代表されるようなじっくり焼き上げられたものを好むようになります。

愛媛の多くの焼き鳥屋では、折角カリカリに焼きあげた串を甘酸っぱいタレに付けるのが未だに不思議ですが、ここはキャベツの上にのせてくれます。

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”ぼんじり”は鳥の尻尾に近い部分の肉で、脂身を多く含んでいるメタボフレンドリーcatfaceな串。鳥の脂身はその肉の本質を計るのに最適な部分です。

奥歯の上に載せて口を閉じると”パツン”とはじけるようにアツアツ鳥脂が飛び出してきます。その鳥脂を皮のカリカリ部分と混ぜるように舌の上で捏ねると、至福の信号が舌の付け根経由で伝わり上がってきます。

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”焼きチーズ”は驚きの味。これも”表面カリカリ・中トロトロ”の状態に仕上がっています。焼きプチトマトは珍しいですが、この小さい酸味がアクセントになっています。材料は自宅でも手に入りそうですが、この焼き方は炭火パワーですね。

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チェーン系でありながらその日のお勧めもあります。”きびなごのフライ”は魚の旨みが閉じ込められたカリカリちゃん。サクサク+グビグビのエンドレスの組み合わせです。

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鳥ダシあっさりの”ラーメン”で締めれば、大満足。

他の予約テーブルでは鳥鍋コースを楽しんでおられるグループもあり、今度はそちらを頂くことにしましょう。

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牛や たん平★★★

こーべー泣いてどうなるのか〜〜?(分かる方、同世代!)

会社の後輩T嬢(神戸出身)は愛媛に来てから私のブログを愛読してくれています。神戸に行くと伝えたら、ここを含めて数件を★・コメント付きで紹介してくれます。彼女のおかげで美味しいものに出会えたので、これ以降の前半は彼女がくれたコメントを原文を忠実に引用します。

。。。T嬢レポート。。。

三宮から上がっておシャレな北野坂(ここは神戸らしい感じ)を行くと、すぐ右に象の像があります。

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これが象ビル

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中は和風ですが、トイレから席からいたる所に”写真、ビデオ禁!!”の張り紙が。。。これはイチローをはじめ芸能人が来るから店の宣伝をしたくないのか分からないですが物々しい。。。

ご飯はほんとうにタン尽し!!

私はタン刺しとタンご飯がお勧めです。タンご飯は細く刻んだタンと、しそご飯、ごまが混ざってさっぱりとしているのにタンの歯ざわりがこりこりして美味ですheartheart

他もひたすらタンが出てきますが、薄切りもちもちタンを堪能してくださいませませheartheart

happy01 T嬢、ブログデビューおめでとうございます。

coldsweats01 このハートの連続はおじさんには使いこなせません。

さて、美味しいタンがこれでもかと出てきます。

特に薄切りタンの鉄板焼きや、石鍋炒めなどはこんなに食べられるのかと思った量が、一瞬にして胃袋に吸い込まれていく美味しさ。写真撮影禁止の指示に従い店内の撮影は控えましたが、どうしても気になる方はコチラを!

私が来店している間も次々とお客が来ますが、予約のない方はかなりの待ちになります。

テーブルを担当してくれたお兄さんは仲居君似で、どうしても気になったので聞いてみたら良く言われるそうです。大将に”四国から来たんでよ!”と話しかけるとなんと大将の奥さんは内子のご出身で時々愛媛にも来られるとの事。

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次も久々に会った学生時代の同級生カップルに連れて行ってもらいます。同級生はいいですね。10代にフラッシュバックします。

”チャーリーズ”はルパン三世のエンディングテーマを歌っている方がやっておられるお店。

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大きな体から繰り出されるギターと迫力の声に圧倒されます。ミニライブの最後はお待ちかねのルパン三世のテーマソング。

”あし〜もとに、絡み〜つく〜”ってやつですけど、ご存じですか?

お互い人生の後半について真剣に考えるような年になったねと杯を重ねて、神戸の夜は過ぎていくのです。。。

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朝ちゃんぽんのススメ★☆☆

朝からガッツリと定食を食べたい時は、喰亭

朝からガッツリと温かい麺を食べたい時はどうすれば良いでしょうか?

正解は松山インターに乗って、一つ目の伊予灘SAへ。

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フードコートは朝から、ラーメンやチャンポンを提供しています。

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食券を買って、座っていると奥でおばさんが中華鍋を振っています。

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”伊予灘チャンポン”です。

SAと侮るなかれの一品。

写真中央やや左上のキャベツの焦げ目に注目してください。最初に具材をしっかりと炒めたあとに濃厚スープを流し込んだからこそ出来上がる、野菜の甘い香ばしさが立ち込めています。

火の通りも、しゃきしゃき感を残したままの仕上がり。

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長崎育ちの私としては、具の中にスクランブルエッグが入っている事と、麺がチャンポン麺にはない事が少し残念ですが、”伊予灘チャンポン”としての完成度はかなりのものです。

朝もやの松山市内を見下ろしながらの一杯を食べ終わる頃には、鼻先にジワリと汗がにじんできて、今日の活力が漲るのですwink

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おもに亭★★☆

暑くなってきましたね。

こういう時には韓国料理が食べたくなります。

常連の”品川”以外にも”あん””ゆん””一太呂”と松山の韓国料理店を食べて来ましたが、どうしても行きたかったお店がここ”おもに亭”です。

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お店の方の韓国里帰りや満席などでタイミングが合わず、4回目にてやっとの実食。隣は大好きな”仲巳屋(馬料理)”ですね。

まずはメニューを

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”チヂミ”をいただきましょう。

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”じゃがチヂミ”はサクサク・ホクホク。

思ったよりクリスピーhappy02

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”ヘルムパジョン(海鮮ミックスチヂミ)”ほっこりしていて色んなシーフードの旨みが味わえます。

ごぼうチヂミもネギチヂミも戴いたので写真が入れ替わっていたら済みません。辛さはチョイ辛と2辛の両方を試しましたが、まずはチョイ辛で十分。書いていても鼻の頭に汗がにじんできます。

メニューは後半戦へ。

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豚足、鉄板ギョウザで勢いをつけて、

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”タッカルビ”です。親鳥を韓国風に炒めたもので、鉄板には脂が染み出しています。

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その脂をたっぷりと染み込ました”焼き飯”隅っこの方が焦げていて、その匂いは食欲中枢をわしづかみに揺さぶります。

うわ~~、熱いやら、辛いやら、旨いやら、香ばしいやらで、唾液腺、汗腺など全身の腺を全開にされる無い必殺技 (^O^)(^O^)(^O^)

ゴマの葉がアクセント。本場で食べたキムチチャーハンを思い出します。

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こんなに食べたのに、夜中過ぎには八坂と二番町の交差点に出来たガラス張りの喫茶店に吸い込まれます。

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ここの”チョコレートケーキ”にも食欲中枢を鷲掴みにして揺さぶられてしまうのです。日本ではあまりお目にかかれないガッツリとした甘さが、喉から手を突っ込んで奥歯をガタガタ云わせます(この表現、懐かしいのは同世代?)。

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一日でこんなに何度も揺さぶられていて良いのでしょうか(+o+)(+o+)(+o+)

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マッケンジー★★☆

男は再び、東へ向かって車を走らせる。

最高の麺に出会った俺の相棒は、いきり立つように動き始め、血に飢えた野獣のように次の獲物を欲しがる。

旧11号線を東温市に向かい、新11号線との交差点も直進すると橋の右手前に”マッケンジー”が現れる。

”相棒、次の獲物が見つかったぜ”

地下に入る駐車場は俺のテスタロッサが底を擦りそうな急勾配だが、相棒は躊躇する事を許してはくれない。

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水天宮の向かいで、近くにはおでんの老舗”ぎんなん”。

壁一面に並んだ漫画には目もくれず席に着いた俺は、

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”マッケンジーランチ(ライス付き1100円)と叫んでいる。

ここのハンバーグを見ると俺の相棒が口から手を伸ばして掴もうとする。

フォークを突き立てると、半透明な肉汁が噴き出してきやがった。

今まで数々の手強い”肉汁”と闘って来たが、こいつは最強だ。

甘辛いデミグラスソースをたっぷりと絡めて、ライスに載せて かぶりつくと、肉汁が俺の相棒とおっぱじめた。

カリカリ表面のトリカラが肉汁の助けに入る。

最初はいきり立っていた俺の相棒も、タルタルを絡めた海老フライを頭から丸かじりする頃にはすっかり大人しくなりやがった。

ふと周りを見渡せば、椅子が軋んでいる俺の仲間、”マッケンジー体型”がこの匂いに釣られて集まっている。

明日の健診では今年から腹囲測定が始まる事などすっかり忘れた俺は、斜め前のニーちゃんが食べている焦げ目がついたスパゲティーに目を奪われているのだ

マッケンジーにはこれを数倍にしたデカ盛り伝説があるらしい。。

(この話は事実に基づいたフィクションである)

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らく家★★☆

男は再び、うどんを求めて車を走らせる。

気が付けば旧11号線をひたすら東へ。

自衛隊駐屯地を右手に超えると、

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ビックディッパーの手前を左折指示の”手打ちうどん”の看板。

アスファルトとタイヤを軋ませながら、愛車のテスタロッサが左の坂道を駆け上がっていく。

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まるで人気を避けるように鬱蒼とした雑木林を走れば、コンクリートジャングルを見据えるように”手打ちうどん・定食 らく家”が見えてくる。

カウンターには、昼間から酎を傾けながら親父と談笑する常連一人。

”さっき出て行ったカップルのねーちゃんの足は細すぎやな~”と鋭い洞察力を誇示するように常連が杯をあおっている。横ではテレビを眺めあげながら女将が煙草の煙をくねらせている。

”ざる一枚!”

俺の鋭い一声が、常連と亭主たちの輪をかき消す。壁に所狭しと並んだ短冊状の黄色い紙にマジックで書かれたメニューから、それを選ぶ。

店内には一瞬静寂が広がるが、何事もなかったように親父が支度を始める。置いてある雑誌は週刊実話のみ。やはり他の組の跡目が気になるのか?

当たり前だがジャンプは無い。

夜はカラオケもやるらしく、80点以上取ったらメニューが安くなるとの告示までしてある。

5分、10分、15分。。。客はその常連と私だけだが”ざる”は来ない。

”済みません。生から茹でているもので時間がかかります。”

今にも懐のチャカに手を伸ばして切れそうな俺を、制するように女将が言う。

そして20分が経とうかとした。。

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”ざる”だ。

つやつやと光る麺は、手打ちならではの不揃いな太さ。

少し甘めの出汁につけて、一気に吸い込む。

”うっ、旨い!!”

麺は、噛み切るまで均等に俺の顎の力を受け止める。その抵抗感に酔いしれるように咀嚼を繰り返しているうちに、小麦の心地よい香りが俺の鼻っ面をえぐる様に刺激する。

箸が止まらない。

気が付けば、切れそうなまでに空いていた腹がすっかりと落ち着き、出汁の残り香りに恍惚とする俺がいた。

”旨かったぜ”と立ち去る俺に親父は当り前よ言わんばかりに、はにかんだ笑みをよこした。

営業は10時から14時までの昼の部、17時から23時までの夜の部で火曜は休みだ。カラオケは17時から歌えるぜ。

気をつけな (-。-)y-゜゜゜ 

おおっ、先に食っているやつもいるとは俺もまだまだ修行が足りないな。

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むらかみ★★☆

”いけちゃん、和食の店の実力は、出し巻き玉子で分かるんよ”

最近、職場の酒飲み先輩から教えて戴いた金言です。

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このふんわりとした断面からにじみ出るほのかに甘いエキスを噛締める時、その言葉のの真意を実感します。

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”味采 むらかみ”は裁判所から一番町の電車通りを挟んだ”ホテルアビス”横のビルの地下にあります。

いつもの様にアフターファイブの”自分達へのご褒美会”で、ネットで美味しそうだったので予約をしておいて来店です。

地下への階段を降りると、右手にはカウンターと上がり部屋。左手にはテーブル席の比較的広めな個室がありそちらの席へ案内して戴きます。

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”真鯛の刺身”です。

松皮造りになっており、少し厚めに切りそろえられた身を戴きます。モッチリとした歯応えは絶妙な程度の火の通り加減で柔らかさを増し、鯛皮が風味を加えています。

咀嚼し進めると、鼻口腔全体に官能的に広がってくるこの時期独特の鯛の甘みが最大限に引き出されています。

素材の良さ、仕事の丁寧さ、包丁目の切れ。

大将、只者ではありません (ー_ー)!!

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さらに驚くのはこの”鰹のたたき”

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薄く切った大根は歯応えが残る程度にポン酢が染みこませてあります。それで挟み込むようにタタキが一枚一枚挟んであり、生ニンニクの薄切りや葱・貝割れの薬味が豪快に散らしてあるのです。

しっかりした鰹の身だからこそ、この付け合わせとのバランスが取れています。

このままガブリと戴けば、薬味の風味の中からどっしりした赤身の清涼感が湧き上がってくるのです。大皿からあっという間に消えていきます。

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”じゃこてん”も手作りで揚げたてアツアツです。

ちょびっと醤油を垂らして肉厚の身をホウバると、愛媛県人で良かったな~と幸せな気持ちにさせてくれます。酒の途中ですが、ご飯が欲しくなります。

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先ほどの鯛の頭が炊き上がります。

その鋭い眼光とピーンと先っぽまで立った胸ひれの立派な事

身の旨みが凝縮された頬の肉をほじくるも良し、

目の回りのトロリとしたゼラチン質を啜るも良し、

分厚くプルルンとしたその唇にむしゃぶりつくも良しです。

休日前だった為かお客さんはまばらですが、いきなりの来店でこれだけの物が揃っていると言う事は、日頃はビジネスマンや役所の方々で賑わっているのでしょう。全体的な雰囲気に南予の香りを感じます。

オーソドックスなメニューでありながら、全てに置いてワンランク上です。

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